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フラット35の特徴や仕組みは?メリットや利用時の注意点も紹介

住宅ローン

森田 敏史

筆者 森田 敏史

不動産キャリア13年

不動産購入を始めての方に「親切」「丁寧」「安心」をモットーに不動産流通の仕組みを説明していきます!
価格重視の選び方では無く、価値ある不動産の選び方を提案し、納得が行くまでお付き合い致します。
高額な買い物だからこそ、不動産売買(売主)を経験豊富にしている私共の「知識」「経験」をお話しさせて頂きます。
また住宅ローンのご提案も多方面に渡りサポートします!


住宅ローンの選択肢は多く、どれが自分に合うのか迷われる方も多いのではないでしょうか。特に最近は「フラット35」に注目が集まっています。しかし、フラット35にはどんな特徴やメリットがあるのか、具体的な内容を知っている方は意外と少ないものです。この記事では、フラット35の特徴や他の住宅ローンとの違い、利用者にとっての大きなメリットについて分かりやすく解説いたします。ローン選びで後悔しないために、ぜひ最後までご覧ください。

フラット35とは何か、特徴の全体像

フラット35とは、住宅金融支援機構が民間の金融機関と提携して提供する住宅ローンで、借入時の金利が返済終了まで変わらない「全期間固定金利」であることが最大の特徴です。これにより、返済額が途中で変わらない安心感が得られます。また、申し込み時ではなく、実際に融資が実行される際の金利が適用されるため、直前の金利動向を確認することが重要です。ですから、ライフプランを立てやすい点が魅力です。

返済期間は最短で15年、最長で35年を原則として選べます。ただし、申し込み時に60歳以上の方や連帯債務者がいる場合は最短10年からの設定も可能で、完済時の年齢が80歳までという制限もあるため、ご自身の年齢や返済計画に応じて無理のない期間を選べます。

融資額は100万円以上8,000万円以下(1万円単位)であり、新築・中古を問わず、物件取得費や建築費に加え土地取得費も対象です。ただし、店舗や事務所など非住宅部分は融資対象外となります。

項目内容
返済期間最短15年(60歳以上や連帯債務者の場合は10年)〜最長35年(完済時80歳まで)
融資額100万円〜8,000万円(1万円単位)
金利全期間固定金利/申し込みではなく融資実行時の金利が適用

さらに、保証人や保証料が不要で、審査の柔軟さもポイントです。雇用形態や収入の種類を問わず比較的通りやすく、団体信用生命保険への加入が必須ではないため、健康面で団信加入が難しい方にも利用しやすい仕組みです。

フラット35の特徴――他の住宅ローンとの違い

フラット35は、ほかの住宅ローンにはない魅力的な特徴が揃っています。ここでは大きく三つのポイントから違いを分かりやすくご紹介します。

特徴フラット35一般的な住宅ローン
金利タイプ 全期間固定金利、返済額が変わらず安心 変動金利や当初固定金利が多く、将来返済額が変動する可能性あり
コスト 保証料・保証人不要、繰上返済手数料も無料でコスト軽減 保証料や保証人が必要、繰上返済にも手数料を取られる場合あり
団信(生命保険) 加入は任意で、健康に不安がある方も利用しやすい 加入が必須のことが多く、健康状態によっては利用しづらいことも

まず、フラット35は借り入れ時に決まった金利が返済完了まで変わらない「全期間固定金利」であるため、金利上昇のリスクを気にせず、安心してじっくり返済計画を立てられます。この点は、変動金利や当初固定金利のローンと比較して大きな安心材料となります。

次に、保証料・保証人が不要であること、さらに繰上返済の手数料が無料である点も大きなメリットです。民間ローンでは保証料や繰上返済手数料の負担が発生しがちですが、フラット35ならそうしたコストを抑えることができます。

さらに、団体信用生命保険(団信)への加入が任意である点も見逃せません。健康状態などで団信加入が難しい場合でも、フラット35であれば融資を受けられる可能性があります。もちろん、加入すれば「新機構団信」などの保障も利用できます。

こうした理由から、フラット35は「安定した返済計画を立てたい方」「諸費用を抑えて借りたい方」「健康上の理由で団信に入れない方」などに特におすすめです。安心感と公平さを兼ね備えた住宅ローンとして、幅広い方に支持されています。


追加のメリット――利用しやすさと各種メニュー展開

フラット35には、利用者にとって嬉しい追加のメリットがいくつも備わっています。まず、個人事業主や転職間もない方でも、柔軟な審査基準によって利用しやすいのが特徴です。たとえば、個人事業主であっても、確定申告書2年分と納税証明書の提出があれば申請でき、決算書の提出は不要です。さらに、所得が直近1年で返済負担率の基準を満たしていれば、審査に通過しやすくなります。所得が400万円未満なら返済負担率30%以下、400万円以上なら35%以下であることが求められます。このように柔軟な審査基準により、会社員以外の方でも住宅購入に踏み出しやすくなっています。

次に、繰上返済に関しても手数料が無料で、さらにインターネットで手続きを行えるという利便性も大きなメリットです。「住・My Note」を通して一部または全額の繰上返済が可能で、窓口に行く手間が不要です。しかも、一部繰上返済(たとえば10万円以上)や全額完済もともに手数料不要で、月々の返済額を維持しつつ返済期間を短縮するなどの選択ができます。

さらに、高性能住宅向けの優遇メニューである「フラット35S」が用意されています。これは省エネルギー性や耐震性などの性能を満たした住宅の場合、一定期間金利が割引される優遇制度です。環境や暮らしに配慮した住宅を選ぶ際には、金利面でのメリットも享受できる制度となっており、より安心してローンを組むことができます。

以下に、これらの追加メリットを一覧でまとめました。

メリット 内容 利便性
柔軟な審査基準 個人事業主でも確定申告書2年分の提出で可能。決算書不要。 会社員以外も利用しやすい
インターネットで手続きできる繰上返済 「住・My Note」で一部・全額ともに手数料無料で可能。 手続きが簡単・便利
フラット35Sによる金利優遇 高性能住宅向け金利割引メニューあり。 金利負担が軽くなる

このように、フラット35は多様なライフスタイルに対応する柔軟さと、インターネット手続きによる利便性、さらには高性能住宅向けの金利優遇など、多角的なメリットが魅力です。あなたの暮らしや希望に合わせたローン選びに、ぜひご検討ください。

金利以外のメリットと安心サポート体制

フラット35には金利以外にも、頼りになる仕組みがたくさんあります。安心して利用できるよう、特に注目しておきたいポイントを三つに分けてわかりやすくご説明します。

メリット 内容 ポイント
諸費用を融資に上乗せ可能(借り換え時) 借り換えの際、印紙税や抵当権設定・抹消の費用、初年度の団信特約料などをローン残高に含めて借りられることがあります。 頭金なしでも手続き可能な場合あり
返済方法の変更対応 生活状況に応じ、返済期日や返済額の内訳、返済方法(元利均等⇔元金均等)などの変更が可能で、手続きに手数料はかかりません。 無理なく返済を続けられる
インターネットで残高確認や繰上返済 「住・My Note(住マイノート)」では、借入残高や返済計画の確認、一部繰上返済や全額繰上返済の申込み、残高証明書発行などがオンラインでできます。手数料は無料です。 いつでも手軽に手続き可能

まず一つ目のポイントは、借り換えの際に諸費用をローンに上乗せして借りられることです。印紙税や抵当権の登記費用、司法書士報酬、初年度の団体信用生命保険の特約料などが対象となります。まとまった現金が用意できない場合でも利用しやすい選択肢です。

次に、返済方法を柔軟に変更できる点。毎月の支払日やボーナス併用の有無、元利均等返済と元金均等返済の切り替え、さらには返済期間の短縮など、お客さまのライフスタイルの変化に合わせた対応が可能で、いずれも手数料はかかりません。金融機関を通じて手続きができます。

最後に、インターネットによるサポート体制です。返済中のお客さま向けオンラインサービス「住・My Note」を使えば、借入残高や返済計画の確認だけでなく、10万円以上の一部繰上返済や完済の申込み、各種書類の取得まで、すべてネットで手続き可能です。窓口に行かずに手軽に操作できるのは大きな安心材料です。

このように、フラット35は金利以外の部分でも手厚く支えてくれる制度です。だからこそ、長く続く返済期間でも安心して計画を立てられるのです。


まとめ

フラット35は、全期間固定金利による安心感や、保証人や保証料が不要といったコスト面の優位性が魅力の住宅ローンです。収入や勤務形態に柔軟に対応する審査基準や、繰上返済手数料無料など、利用しやすい制度が整っています。また、高性能住宅向けの優遇メニューや、返済に困った際のサポート体制も充実しており、多様な暮らしのニーズに応えられる仕組みが揃っています。これから住宅購入を検討される方にとって、フラット35は安心して活用いただける頼もしい選択肢となるでしょう。

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